No name
(名前はありません)

 マダガスカルゴキブリ
 ゴキブリという名はありますが、羽がないこと、全長が5センチ程ということで、何か別の種に見えてしまいます。動きも私達の知るところのゴキブリに比べて緩慢です。
 更に、掴みあげると噴気音にも似た音をたてるので、「虫」であるはずなのに、感情のようなものがあるように思えてきます。

 飼育については、それ程は気を遣わなくてもいいとのことですが、現時点ではプラケースにウッドチップを敷き、餌としてハムスターフード、煮干し、野菜を入れています。時折霧吹きで湿らせるそうです。

 何故飼育するに至ったのか?
 それは、2001年のバレンタインデーにさかのぼります。
 バレンタインデーの数日前、トム(てぃんかす)氏に、電話で飼育についての相談に乗って頂いていました。
 氏のサイトを見れば分かるように、爬虫類・生き物飼育の知識も豊富で、実に頼りになる方です。
 飼育について興味深いお話を聞かせていただいているうちに、はずみすぎた会話が迷走し、気がついたら偶然私が入手した、とある画像が満載されたCD−ROMをお送りする約束をしていました。
 折角バレンタインデーも近いことですし、日頃お世話になっている感謝の意を込めて、非常にリアルなカエルの形のチョコレートと共にお送りしました。
 それから約一ヶ月が経過した3月10日、東京に行く機会があったのですが、その際、ホワイトデーということで、氏の手作りのクッキー(その腕前はもはやプロです)と共にこのマダガスカルゴキブリのペアを頂きました。
 端からは「嫌がらせの応酬」にも見えるかもしれませんが、当事者同士は「純粋なる善意」に基づいた「友好的な関係」を築いているつもりです。

 …多分。
 
 

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