ファーブニル(ふぁー)
(ご先祖様ごめんなさい)
2002.08.17の記録

よく見たら、赤い布地に刺繍されている生物って、鳳凰だったのですね…二十数年目にしてはじめて知りました。
フトアゴヒゲトカゲ(pogona vitticeps)
お盆です。
年に一度、帰ってくるご先祖様をお迎えします。
人間だけでなく、ここから旅立っていった様々な生き物達も帰ってくると思うと、嬉しいような申し訳ないような気分になります。
爬虫類飼育で考えると、「あの世」があって、なおかつ年に一度帰ってくるという概念の仏教の考え方は、気まずい様な気もします。自分の許で死亡した生物達の死因が全て老衰ならばいいのですが…
気まずいなりに、とりあえずお仏壇の前でお経を読んでいて、「この金ピカにフトアゴヒゲトカゲは似合うだろうか?」という疑問に駆られて、早速連れてきました。(我が家は浄土真宗です)
仏壇内を蜥蜴に歩かせる、というのは相当罰当たりな気がするのですが、今まで我が家で死亡した様々な生物達(犬、猫、ハムスター、蛇等)は、全てこの仏壇の前に遺体を安置して読経してから埋葬しているので、今更生きた蜥蜴を一匹置いたところで、さしたる問題はないのかもしれません。
むしろ、ご先祖様にしたら、あの世で安らかに眠っているところへ、犬猫ならまだしも、ネズミや蛇が次々とやって来る、その方が余程大問題のような気がしますが…その件に関しては私の死後、充分に釈明しようと思ってはいるのですが。

何となく「おりん」に入れてみましたが、その際尻尾が当たっていい音がしました。
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見れば見るほど、この亀のような生物、変です。
四方聖獣の玄武(亀)から蛇を抜いた形だとは思うのですが、亀の甲羅と尻尾に哺乳類の手足と頭がついているせいで、奇妙な印象を受けます。
因みに、右の写真が全体像ですが、亀の上に鶴が乗り、そのくちばしで燭台を支えている構図です。普段は蝋燭型の照明器具を使用していますが、法事などの際はきちんと赤い蝋燭を立てて灯を灯します。
しかしこれ、キャンドルスタンドとして考えると、仏壇だけで使用するのは勿体ないデザインの様な気もします。
…それにしても気になるのは、この仏間にいる間だけ、ふぁーが妙に大人しくしていて、動こうともしなかった事でしょうか。
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