アミィ
(2001.8.15の記録)

シュナイダースキンク(学名:Eumeces schneideri)
北アフリカに分布するスキンク。
全長で現在25p程でしょうか。体つきががっしりしているので、迫力がありますが、動きは素早く、ハンドリング時間が長時間に及ぶと、予想しない素早さで逃げ出そうとします。
しかし、今のところ私に危害を加えようとしたり、尾を自切しないので、助かっています。
スキンクというと、どうしてもアガマ程は形状が派手でもなく、大きさもモニターほどの迫力もない、と私には中途半端な印象しかありませんでしたが、このシュナイダースキンクの色彩の美しさで認識を改めました。
アミィという名前の由来ですが、炎を司る悪魔の名前からとりました。元は天使だったその悪魔の名前を思いついたのは、鼓膜を被う、短い翼に似た三枚の鱗から(上の写真参照)です。その鮮やかなオレンジ色から炎を連想した、というのもあります。

砂状の床材を深めに敷き、とりあえず、シェルターを入れてフラットプラケースで飼っていますが、日中の短い時間を除いては、殆ど砂の中に潜っていて、飼っていても姿を見かけることは殆どありません。
ただ、他の子に餌を与えていると、気配を察して姿を現し、辺りの様子をうかがっていたりもします。
餌は普段はイエコオロギとジャイアントワーム、蛇達の給餌に合わせてピンクマウスを与えています。本来、雑食で何でも食べるそうなので、野菜や果物なども試してみようと思います。
餌を食べる姿が、ある種の恐竜にも似た見た目を裏切らず、一旦食いついた後、頭を振って生きている餌を周囲に叩きつけてから、おもむろに噛み砕きながら呑み込みます。
サンドボアもそうですが、殆ど床材に潜っていて、姿を現さない生き物を飼育していて何が楽しいのか、そう自問自答することがあります。
とはいえ、「飼っているからには常に人間の目の前に姿を現して動き回れ」というのは、いかにも人間側の勝手な言いがかりなので、ふと見たときに姿が見られたら幸運だった、そう思う事にしています。

写真を撮影しようとプラケースの蓋を外したら、早速外に出ようとしています。プラケースが湾曲しているのは、温室内で円筒形のヒーターの熱気にあてられて変形してしまったからです。